距離計測器 GPS式とレーザー式の違い

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2019年1月1日からルールとして距離計測器の使用が認められます。よって、俄然、距離計測器に対する注目が高まってきています。その距離計測器は、GPS式のものとレーザー式のものに分けることができます。このGPS式とレーザー式を比較するとそれぞれどういった違いがあるのでしょうか。

距離計測器を使用する意義

GPSとレーザー式を比較する前に、距離計測器を使用する意義は「正確な残り距離を把握できる」ことと「打ったショットの飛距離を把握できる」ことが挙げられます。

これら距離関係を正確に把握することは、コースマネージメントがしやすくなるだけでなく、ショットの因果関係を明確にできるため、上達につなげやすくなりるのです。

正確な残り距離を把握できる

通常、コースラウンドで残り距離を把握する手段として活用されているのは、グリーンセンターから100ヤードや150ヤード地点にある杭や木を使うことです。ボールがある地点から、杭や木のラインまでの距離を足したり引いたりしながら、残り距離を導き出すという手法です。

ただ、この手法だと正確な残り距離を導き出すという点において不安が2つ残ります1つ目は、その杭からグリーンセンターまでの残り距離が正確とは言い切れないという点です。概ね正確ですが、ホールによっては、ゴルフコースによっては、バラツキがあるということは実際問題としてあります。

そこで、距離計測器を使うと、どこのゴルフコースでも安定して精度高く残り距離を把握することができます。

打ったショットの飛距離を把握できる

より正確な残り距離を把握したうえでショットをすると、打ったショットの飛距離をより精度高く把握できます。ショットを打った後、ピンまでショート(をオーバー)したかを把握し、その距離を残り距離から足したり引いたりすることで、打ったショットの飛距離を把握することができます。グリーンにキャリーした場合、ボールマークの位置を活用すれば、キャリー距離を把握することができます。

そういったことを繰り返すことで「こういうショットであればこういう飛距離になる」という情報が蓄積されることになり、より良い普段の取り組みにつながりやすくなります。

計測器を使用する時の注意点

過度に計測器を使用してしまうと、見た目で距離を測る感性が鈍ります。上記で述べたような、木や杭を使った旧来のアナログ手法による残り距離計測の確認として、計測器を使うと良いでしょう。

GPS式とレーザー式の比較

GPS式

GPS(グローバルポジショニングシステム)とは、地球上の現在地を測定するための衛星測位システムのことです。GPS式距離計測器は、グリーンやピンまでの距離情報に加え、ハザードの位置やその距離情報なども画面に表示され、俯瞰で現在地が分かるものも多くあります。

小型液晶に距離情報が表示されるハンドヘルド型が主流で、レーザー式に比べてシンプルで使いやすく安価であることが特徴です。ハンドヘルド型以外では腕時計型があります。

レーザー式

見えないところまでの距離を計測することはできませんが、見えるところまでは、GPS式に比べてより正確に距離を計測できます。

使い方は簡単です。見えるところまでの距離が計測できるので、ゴルフ練習場でもターゲットまでの距離を計測することができます。練習場の看板などに表示されている距離は正確でないケースが多いですから、レーザー式を所有するゴルファーは練習場でも活用したいところです。

レーザー式とGPS式 どちらが良い?

できるだけコストを安く済ませたい場合は、GPS式が良いでしょう。レーザー式は2万円前後のモデルもありますが、4~5万円程度が相場になります。

GPS式は1万円前後のモデルが多く、機能がより充実しているものでも2万円前後が相場になります。

距離計測の精度はレーザー式の方が高いため、より正確に距離を打ち分けられる上級者はレーザー式の方が良いでしょう。一方、初中級者は、俯瞰でコースを捉えられていないことが多いので、より正確な距離計測よりも、ハザードの位置などのコースレイアウトに関する情報が充実した、GPS式を選択した方が良いかもしれません。

いずれを選択しても、効果的に距離計測器を活用しましょう。

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