ゴルフ初心者 コースデビューの前に知っておきたいエチケット・マナーと必要なもの

ゴルフ場 狭山ゴルフクラブ ルール・マナー

初めてのコース、誰だって緊張しますよね。技術的にもまだ不安でしょうし、何をどうしたら良いか、プレー中の行動についても分からないことだらけだと思います。「一緒にプレーする人や後ろの組でプレーする人に迷惑をかけてしまうのではないか」等、不安は尽きないですよね!?

そんなこれからコースデビューする初心者の方が知っておくべき基本的なポイントをいくつかお伝えしようと思います。参考にしてみて下さい。

コースに出る時の最低限の注意点

プレー前の注意点

いざコースに行く、となった時、色々注意しなければいけないのは、プレー中だけではありません。プレー前から注意するべきことがあります。

クラブハウスにはスタート時間の60~70分前に着くようにする

ゴルフをプレーする場合、プレースタート前にやらなければいけない事、やっておきたい事が多くあります。チェックイン、ロッカーでの着替え、トイレ、飲み物を含めたラウンド用品の準備、はやならければいけない事です。ドライビングレンジでのショット練習や、パッティンググリーンでのパター練習は、マストではありませんが、やっておきたいポイントです。

ゴルフ スタート時間の60分以上前に到着

スタート時間の10分前にはスタートホールに着くようにする

スタートホールには、時間的に余裕を持って向かうようにしましょう。クラブの本数に過不足が無いかチェックしたり、ラウンド用品の最終チェックをしたり、飲み物など自分のラウンド用品を、プレーしやすいように使用する乗用カートにセットしたりする時間が必要です。

スタート前に、同伴プレーヤーと談笑する時間としても必要です。

プレー中の注意点

ゴルフに限ったことではなく、常識的な部分から、ゴルフならではの部分までお伝えします。

他のプレーヤーがショットする時は静かにする

同伴競技者がショットする準備に入ったら原則声を発してはいけません。さらに、声を発してはいけないだけでなく、あらゆる音を発生させてはいけません。

乗用カートの走行音は大きいので、同伴競技者がショットする準備に入ったら乗用カートを停止させましょう。

ゴルフクラブをキャディバッグに出し入れする時、カチャカチャと音がするので、他のプレーヤーがショットの準備に入ったらクラブの出し入れはしないようにしましょう。

ショットの準備に入ったプレーヤーに対し、足音(芝を踏む音)が聞こえる距離にいる時は、立ち止まりましょう。

素振りをする時はまわりに注意する

ゴルフクラブは危険です。スイングした時、クラブが体にあたってしまうと大けがをしてしまう可能性があります。素振りをする時は、まわりに人がいないことを確認してから行いましょう。自分のプレーに集中し過ぎてしまうと、人がいる事に気が付かないことがありますので注意が必要です。

又、ショットの準備に入った人に近づかない事も重要です。

プレー中はできるだけ速く歩く

プレーファスト!ゴルフを続けていると、いたるところで耳にする言葉です。9ホール2時間15分のプレー時間が基準になります。この時間以内でプレーする為にはできるだけ速く歩く必要があります。

グリーン上では足を引きずらない

パッティングをするグリーン上ではしっかり腿を上げて歩くようにしましょう。踵が地面をかすめるような歩き方は、町中では許されても、グリーン上では許されません。

なぜかというと、グリーンが傷ついてしまうからです。グリーンが傷ついてしまうと、風景が悪くなるだけでなく、ボールの転がりが悪くなり、上手く打ってもイメージ通りに転がらなくなります。

ゴルフグリーン上では足を引きずらない

コースに出る時に必要なラウンド用品

コースラウンドをする為には、クラブと以外に、必要なものがあります。ウェアに関しては、上を襟付きのシャツにしておけば、とりあえずは問題ないですが、コースによって規定は様々なので、プレーするコースのホームページをしっかり確認しましょう。

ここでは、コースラウンド時に必要なラウンド用品についてお伝えしたいと思います。

ゴルフシューズ

ゴルフシューズ

昔は、靴底に金属製のスパイクが付いたシューズが主でしたが、最近はプラスチック製のスパイクが付いたソフトスパイクや、スパイクレスシューズが主流になっています。

グローブ

手の大きさに合ったものを選びましょう。ほとんどの銘柄は1センチ刻みでサイズをラインナップさせています。又、サイズだけでなく、グローブの素材によっても人ぞれぞれ合う合わないがあるので、試着できるなら試着して選びましょう。

ゴルフグローブ
ゴルフグローブ

素材は?サイズは?ゴルフグローブの選び方

ボール

10個以上用意しましょう。自分のボールである事が分かるように印が入っているとより良いです。競技以外ではマストではありませんが、すべてのボールを同じ銘柄にする事をお薦めします。フィーリングが均一になるからです。柔らかい打感のボールと、硬い打感のボールが混在していては、打つ距離の調整など、感性を活かしきれなくなる可能性があります。

ボールマーカー

グリーン上でボールを拾い上げる時、ボールのあった位置が分かるように目印として使うのがボールマーカーです。ゴルフ場にあるプラスチック製のものでも良いですが、最近は帽子に付け外しできるシャレオツなタイプのものも多くラインナップされています。コインなどで代用してもOKです。

ティペッグ

ティショットする時に、ボールを乗せるために使うのがティペッグです。木製のものとプラスティック製のものがあります。木製のものは折れやすいです。プラスチック製のものは折れにくいですが、木製に比べて価格が高いです。

折れる折れない関係なく、ショットした時ティペッグがどこに飛んだか分からなくなり、なくすことがあるので、木製であってもプラスティック製であっても念の為10本程度用意しておきましょう。

ゴルフ ティペッグ

グリーンフォーク

高い弾道でグリーン上にボールが着弾した時、グリーンに窪みができます。この窪みを直すのがグリーンフォークです。

来場者が無料で使えるように置いてあるゴルフ場もありますが、無いゴルフ場もあります。無いゴルフ場へ行く場合は、自分で1つ用意しておく必要があります。

帽子

直射日光から頭を守るために、必ず必要なのが帽子です。特に夏は、絶対必要なものです。夏以外は、サンバイザーなどでも良いでしょう。

何事も準備が大切

ゴルフもしかり、準備が大切です。普段の練習の成果を発揮するため、プレーに集中するためにも、実践できるかどうかは別にして、可能な限り知識として取り入れておくということが大切です。

しっかり準備をして、ゴルフ場での時間を堪能してください。