ゴルファーの身近になってきている科学の力
弾道測定器にはあらゆる種類のものがあります。トラックマン、GC2、フライトスコープなど。さらには、体の動きや重心、足圧の変動を測定するギアーズやスイングカタリストといったモーションキャプチャも普及してきています。
これらは高額で、一般ゴルファーが所有するようなものではないですが、高精度でありながら低価格の弾道測定器も登場してきていますし、スマホアプリなどでスイング解析するシステムも開発されています。
将来的に、一般のゴルファーにも科学の力はどんどん身近なものになっていくでしょう。
弾道測定器やモーションキャプチャ
弾道測定器で得られるボールデータ(飛距離や球の高さ、スピン量など)やクラブデータ(インパクト時のクラブの軌道やフェースの向き)の情報と、モーションキャプチャで得られる体の動きや足圧の変動の情報を合わせると、スイングの全容に近いものとなります。
ツアー選手や、選手を指導するコーチの多くは、弾道測定器を所有しています。しかし、その活用方法は様々です。プロデビュー後の獲得賞金0の時にトラックマンを購入した山下美夢有(やましたみゆう)選手は距離感を磨くために購入したようです。松山英樹選手を指導する目澤秀憲コーチは、クラブの動きを分析するためにフライトスコープを活用しているようです。
データ分析の扱い方
弾道測定器などで分かるデータの取り扱いには注意が必要です。インパクト時のクラブの軌道を変える場合でも、アドレスなどより根本的な部分までつなげて考える必要があります。小手先でデータを良くしても意味がありません。弾道測定器やモーションキャプチャを使ったデータ分析について下記の記事でまとめられていますので、ご覧ください。
ゴルフ界では弾道測定器やモーションキャプチャ等が普及してきました。
— SPAIA[スパイア]公式 (@SPAIAJP) June 7, 2021
数値で可視化されることで感覚と事実をすり合わせることが可能になり、理想のスイング作りに役立ちます。
弾道や体の動きをデータ分析 選手の力を引き出す科学の力とは【ゴルフハウツー】#ゴルフhttps://t.co/YhEw8e57Mq