コースラウンドで使用するボールに関して、多くのゴルファーは無頓着なようです。「何を基準に選べば良いかわからない」というゴルファーは多いようです。また、上級者ならそのボールに関する性能の知識や打感で選ぶゴルファーが多いのではないでしょうか。初心者であれば、価格優先で購入したり、もらったものを使うことが多いのではないでしょうか。
コースラウンドをする上で、クラブ選びも大事ですがボール選びも大事です。ということで、今回はボール選びについて解説します。
ボールの性能
多くのゴルファーにとって馴染みのあるゴルフボールと言えば「レンジボール(練習球)」ではないでしょうか。しかし、耐久性や、練習場ネットに当たる衝撃減を優先するケースが多いレンジボールは単一構造や2層構造です。対して「コースボール」は3層構造や4層構造のものが多く、5層構造のものもあります。
基本的には層が多いほど、飛距離性能を含めて高性能です。実際、レンジボールとコースボールを比較した場合、5%から10%、コースボールの方が飛びます。
また、昔は「ヘッドスピードが速い男性は硬いボール」「ヘッドスピードが遅い女性は軟らかいボール」が合うと言われていましたが、多層構造になった今はそう言い切れなくなってきています。「ドライバーのスピン量は普通だけどウェッジのスピン量は増える」「ドライバーは硬く感じるけどアイアンは軟らかく感じる」など、構造が複雑になったことで、番手ごとのスピン性能や打感に関してあらゆるケースが考えられ、より総合的に判断する必要があります。
合うボールの選び方
ゴルフボールが入っているパッケージには性能についての説明書きがあります。ホームページには更に詳しい説明があります。それらを参考にしながら、決めていく必要があります。「コレ!」というエース球を定める場合、そして、それを定める過程で余計なボール購入のリスクを抑える場合は、メーカーやショップが開催している「ボールフィッティング(無料)」を受けてみるのも良いでしょう。
まとめ
初心者が、ツアープロが使うような高性能のボールを使う必要はないでしょうが、技術レベル関係なくコースラウンドでは一日通して同じ銘柄のボールでプレーした方が良いです。銘柄が変わると、飛び方や打感が変わります。打ってる本人は違いを認識していなくても、体はそれを感じ取っていたりします。ラウンドごとに変わるのはまだ良いでしょうが、一日を通しては「何を使っても同じ」とせずに同じ銘柄のボールを使いましょう。
ボール選びについて下記の記事でまとめられています。ご一読ください。
- ゴルフボールの構造
- パッケージに性能の特徴がある
- ラウンドは一つの銘柄のボールでプレー
ゴルフボールの構造
ゴルフショップに行くとクラブだけでなくボールも数多くの種類のものが並んでいる。プロ使用球やスピン性能、飛距離重視を謳っているものなど様々だ。メーカーは明確なコンセプトのもといくつもの銘柄のボールを開発している。ゴルファーは、何を基準にしてゴルフボールを選べばよいのだろうか。
ゴルフクラブにはこだわっても、ボールには無頓着な方も意外に多いのではないでしょうか。
自分に最適なボールを選ぶことはスコアアップを目指す上で重要です。コースラウンドで使用するボールの選び方【ゴルフハウツー】#ゴルフレッスン #Golf https://t.co/3dVQNEkQdc
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