親子でゴルフ 小学生がゴルフを始める際の注意点

ジュニアゴルファー ジュニア

昨年の12月19日と20日に、アメリカのチャンピオンズツアー(シニアツアー)の非公式イベント「PNCチャンピオンシップ」が開催されました。各選手、公式ツアーと変わらない真剣さがありつつも、普段ツアー会場で見せないやわらかな表情などが印象的でした。中でも注目を集めたのがタイガー・ウッズ選手と息子のチャーリー君(11歳)ペア。スイングだけでなく歩き方やボールを目で追う姿、ガッツポーズなど、父親そっくりのチャーリー君に目が釘付けになったゴルファンは多かったようです。ペアルック(2日目はタイガーの最終日に決まって着用する赤いウェア)でのプレーだったので尚更ですね。

タイガー親子のプレーを観ることができる番組は「GOLFTV」

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【ゴルフ専門動画配信】GOLF TV の利用方法

ゴルフは世代を問わずに楽しむことができるスポーツ。とはいえ、小学生が始めるとなると超えなければいけないハードルがあります。技術的な部分や使用クラブの部分などです。

クラブ選び

まずジュニアならではの問題がクラブ選びです。親が使っているものは重くて長いので使えませんし、ゴルフ練習場で練習する場合、ジュニア用の貸しクラブがあるとは限りません。あらたにジュニア用のゴルフクラブを用意する必要があるのです。

しかしながら、ジュニア用のものでもゴルフクラブは安価ではありません。身体が成長過程にある中で、現時点でジャストフィットする長さや重さのクラブを用意しても「すぐ使えなくなってしまうのではないか」という心配がでてきますし、先を見越して長めのクラブを用意すると「クラブをうまく操作できずにボールを飛ばす楽しさを体感することが難しくなってしまう」という心配が出てきます。チャーリー君はメーカーがカスタマイズしたクラブを使用し続けることができる環境下にいるでしょうが、多くのジュニアゴルファーはそうは行きません。

この場合、長く使うことができなかったとしても、現時点でできるだけジャストフィットする長さや重さのクラブを使った方が良いです。短くて軽くなってもできるだけ長く使うイメージです。オーバースペックのクラブはスイングバランスが崩れやすいですし、怪我にも繋がりやすいからです。

練習場での練習とコースラウンド

コースラウンドでは通常アイアンは芝から打ちます。よって、練習場ではティーアップせずにマットにボールを置いて練習します。しかし、ジュニアゴルファーが安定してボールに当てられるようになるまでは、使用クラブを問わずティーアップした方が良いでしょう。ティーアップした方がボールに当てやすいです。最初は、難しく感じさせずに、飛ばす楽しさを感じさせることを優先した方が良いです。

練習を積んだらコースラウンドです。コース慣れするまでは、18ホールプレーではなくハーフ(9ホール)プレーがおすすめです。ショートコースも良いですね。こういったプランや施設を利用してゆったりと段階を踏んでいけると良いのではないでしょうか。

下記記事で親子ゴルフについてまとめていますのでご覧ください。

親子ゴルフ実現に向けて 小学生がゴルフを始める際の提案【ゴルフハウツー】(SPAIA)