距離を合わせる、とか、カップに入れる、といった目先の結果に焦点を当てた取り組みをしても、効果的にパッティングの上達を図れる確率は高まりません。
パッティングで最も意識するべきことの1つとして「バランス」が挙げられますが、このバランスを意識して練習しているゴルファーは少ないのが現状のようです。そこで、良いバランスを体感できる、パッティングディスクを紹介します。
パッティングはショットに比べてストローク(スイング)が小さいので、バランスが崩れてもそれを感じ取ることが難しいです。しかし、どれだけストロークが小さくても、重力や遠心力が生じます。よって、その力とうまく拮抗する動きをする必要があります。
ただ、バランスを意識する、とは言っても、どこをどうのように意識すればよいのか分からない、というゴルファーが多いのが現実ではないでしょうか。前後左右に体重が偏らずにアドレスし、ストローク中も偏らない、というバランスが基準になります。
アドレス時のバランスをストローク中もキープするということですが、「キープする」という意識では、結果としてキープすることは難しいでしょう。どのようなイメージでストロークすれば(動けば)キープされるかという観点が必要です。ショットも同様で、「安定(キープ)」と「固定」は違うのです。
バランスの取り方を体感するためにはパッティングディスクの使用をおすすめします。不安定なディスクの上に乗ってストロークすることで、良いバランスの取り方を体感することができます。バランスをキープすることに集中するので、インパクトがどうとか、ヘッドの軌道がどうとか、などの過剰な意識を抑制する効果も期待ができます。自宅で練習する場合は、パッティングディスクを使った練習も取り入れてみてください。
Tabata パッティングディスク
参考価格:3,535円(税込)
バランスクッション2個を代用しても良いです。ただ、パッティングディスクよりも柔らかいため、バランスをキープすることが難しいです。また、分厚いため、足の高さとボールの位置の高低差が大きくなります。
バランスクッション2個セット
参考価格:2,170円(税込)
バランスクッションは「立位でバランスをとる」「座位でバランスをとる」といった基礎的な体幹トレーニングを含めて、フィットネスグッズとして様々な使い方ができます。