今年の全米オープンはブルックス・ケプカ選手の連覇で幕を閉じました。全米オープンの連覇は1988年、89年のカーティス・ストレンジ以来7人目の快挙です。ケプカ選手はアメリカツアーは通算3勝(2018年6月18日現在)ですが、その内2勝が4大メジャーの1つ全米オープンですから大舞台に強いと言えるのではないでしょうか。
ブルックス・ケプカ選手は大舞台に強いだけでなく、連覇が得意(?)なようです。日本のツアーであるダンロップフェニックスでは2016、2017年で連覇を達成しています。
成功した舞台では「イケる!」と自分を信じてプレー出来ることで、好結果へつなげられているのかもしれませんね!?
メジャーでの優勝争いを本気で楽しめる
私はテストを楽しんでいます。限界まで押されて楽しんでいます。時には精神的に折れそうな気がしますが、それが私の楽しみです
と優勝したブルックス・ケプカ選手は話しています。「テストを楽しむ」それは、自分が今この過酷なコースセッティング、優勝争い、連覇がかかった大会、といった状況でどう戦うか、というゴルフの神様が与えたテストを楽しんでいる、ということです。
限界ギリギリまで追い詰められるような状況を、楽しむことができる。精神的にもうダメだと感じることもときどきあるけど、ボクが楽しいと感じるのはそこなんだ。難しいゴルフコースが好きだ。可能な限り最もタフな状況の中でプレーするのが楽しいんだ
これがメジャーを勝てる選手のメンタリティーなのでしょう。全米オープンを連覇できる男のタフさなのでしょう。バケモノ級の飛距離を誇るケプカ選手ですが、こういったメンタリティーもストロングポイントになっています。
“The #USOpen just takes so much discipline. You have got to be a great putter and just kind of let things roll off your back. I enjoy the test. I enjoy being pushed to the limit. Sometimes you feel like you are about to break mentally, but that’s what I enjoy.” pic.twitter.com/JmIimxJW39
— U.S. Open (USGA) (@usopengolf) 2018年6月17日
全盛期はまだまだこれから
ブルックス・ケプカ選手は1980年5月3日生まれです。まだ28歳!プロゴルファーとしてまだまだこれから脂がのってくるでしょう!
バケモノ級の飛距離とメンタリティーを誇るブルックス・ケプカ選手にこれからも要注目です。