「ロブショット」ROBOT×LASERBEAM(ロボ・レーザービーム)第2巻

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物語はロボが在籍している栄藍学院と宮城、仙台の強豪東北国際との練習試合へと進みます。そこでロボは高校最強の「帝王・朱雀恭介」と対戦することになります。朱雀がロボを対戦相手として指名したのです。

ロボはここでも初心者(?)らしからぬショットを炸裂させます。4番ホール終了時点でロボが「+1」、朱雀が「EVEN」でほぼ互角の勝負となります。そして、5番ホールで朱雀は第2打をグリーン左のカップに寄せるのはほぼ不可能と思われる場所に外してしまします。しかし!なんとここで朱雀はスーパー「ロブショット」を炸裂させ、カップに寄せるのはほぼ不可能な場所から、カップインさせるのです。と、ここで「帝王に窮地などない」というところを見せつけて第2巻は終了します。

今回はこの朱雀が見せた「ロブショット」について解説したいと思います。

ロブショットとは

コミックの中でも説明がありますが、「ロブショット」とは「フェースを開いてボールを高く上げる高等技術」です。普通に打つとグリーンに乗せる、あるいは、カップに寄せる事が難しい時にこの技を使います。

「グリーン面が高い砲台グリーン」「「バンカーなどを越える必要があり、かつ、バンカーを越えてピンまでの距離がない」「グリーンに乗ってから強烈な下りのライン」の時などに使う技です。かなり応用的なテクニックで、決まるとピンチをチャンスに変える事ができる技ですが、リスクを伴います。まさに、ハイリスクハイリターンのショットです。

ロブショットのリスク

なぜロブショットがリスクを伴うかというと、フェースを開いてボールを高く上げる、という事は、イコール「飛ばない」という事を意味します。ということは短い距離でも大きく振る事になります。大きく振る分、ミスしやすくなりますし、トップしてしまうと、グリーンを大オーバーしてしまいます。又、ミスしやすくなるのは大きく振るからだけではありません。フェースを開く程、リーディングエッジというクラブヘッドの刃の部分が地面から浮く形になります。よって、フェースより先にリーディングエッジがボールに当たりやすくなり、トップしやすくなります。はたまた、それを意識しすぎると、フェースを開いていることにより、ボールの下をくぐってしまい、ボールが全然飛ばない、という事があります。

ロブショットを打つコツ

ただ単にボールを高く上げるだけならそう難しくはありません。フェースを開いて打つ練習をすれば、なんとなく掴めてくると思います。しかし、ボールを高く上げた上で距離を合わせる、となるとかなり難しくなります。先に「リスク」のところで説明した事があるからです。

通常のアプローチショットでは、ボールを「つかまえる」事が主になります。一方、このロブショットではボールを「逃がす」イメージが強く持つことになります。

しかし、ボールを安定的に「つかまえる」ことができてない段階での「ロブショット」の選択は、先に述べたリスクとリターンの部分で、リターンを得られる可能性が低くなります。ゴルフにおけるすべてのショットで「つかまえる」動きというのは不可欠だからです。

「つかまえる」動きがある上で、その動きをいい具合に打ち消す「逃がす」ための何かを取り入れることではじめて、「ボールを高く上げて止めること」と「距離を合わせる」ことを両立させられるのです。

コミックの中でもスーパーショットとして扱われているように、「ロブショット」はうまみのある技ですが、通常のシンプルなアプローチの精度に磨きをかける事がロブショットの精度を上げる事に繋がるので、ロブショットが必要な時に、ビシッとロブショットを決める為に「つかまえる」動きの精度を上げていきましょう

ROBOT×LASERBEAM第2巻 ロボ・レーザービーム第2巻
ROBOT×LASERBEAM 第2巻
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