今年の日本シリーズJTカップ2018はこれまで以上に盛り上がりました。
最終日の後半になっても大混戦で、結果、石川遼、小平智、黄重坤(ハンジュンゴン)、3選手のプレーオフとなり、小平智選手が優勝しました。
そんな大いに盛り上がった男子ツアー最終戦かつメジャー大会の裏では、JTカップと同週に今年も2019年のレギュラーツアー出場をかけた、ファイナルクオリファイングトーナメントが、茨城県のセントラルゴルフクラブで開催されました。
今回は、PGAツアー・チャイナで活躍していたリチャード・ジャン(カナダ)選手が1位となり、2019年のツアーフル参戦の権利と、JGTOからの賞金100万円、大会スポンサーのSMBCモビットからの賞金100万円を獲得しました。
昨年のファイナルクオリファイングトーナメントで1位になったY・Eヤン選手は2018年の中日クラウンズで優勝し、去年、ファイナルクオリファイングトーナメントに出場していた同じ週に、今年は、日本シリーズに出場しました。(結果14位)
ツアー出場をかけた過酷な戦い!ファイナルクオリファイングトーナメント
2019年はファイナルクオリファイングトーナメント2018で1位だったY・Eヤン選手のように、リチャード・ジャン選手もツアー優勝などの活躍を見せるのでしょうか。楽しみです。
そして、今回2位になったのが中里光之介選手です。
中里選手は今年、下部ツアーのAbamaTVツアーで18位となっており、2019年レギュラーツアー前半戦の出場権を得ていました。
ファイナルクオリファイングトーナメントでは1位はフル参戦の権利ですが、2位以下は前半戦のみの権利を獲得できます。
つまり、中里選手は1位を狙ってファイナルクオリファイングトーナメントに出場してきたのです。(来シーズンに向けての練習(調整)も兼ねているとは思います。単に6ラウンド練習をするのと、試合という舞台で6ラウンドするのとでは内容が違ってきます)
最終日6日目にのスコアが『63』と、爆発したものの1打足りず、6日間で1打、足りずに”フル”参戦の権利獲得、とはなりませんでしたが、中里選手は近い将来(2019年?)ブレイクする可能性を秘めているのではないでしょうか。
石川遼選手の母校でもある、杉並学院高校の出身で、1992年生まれとまだ若い!2019年は中里光之介選手にも大いに期待です
レギュラーツアーだけでなく、下部ツアーや、ツアー出場権をかけたクオリファイングトーナメントにもドラマがあります。