スイング(ストローク)の形は大切です。そしてもう一つ大切なものがあります。『スイング(ストローク)テンポ』です。形を気にするあまり、毎ショット(ストローク)テンポが一定でないと、イメージ通りの形を構築することが難しくなります。
形をのみを意識すると……
例えば理想的なトップオブスイングの獲得を目指しているとします。その場合に、よくあるのが「トップオブスイングで一度止まって形(感覚)を確認してからダウンスイング」というパターンです。トップオブスイングで意図的に止まってしまってはリズミカルにテンポよくダウンスイングすることができません。
トップオブスイングで止まっている(ように見える)プロゴルファーもいますが、止まろうとして止まっているわけではありません。「動き続けているけれどタイミングの取り方が影響して止まっている(ように見えている)」のです。
スイング中の、流れを崩すポイントは作らないようにしなければいけません。
パッティングのストロークにしても同様です。距離感を出す場合「この距離だとこれぐらいのテークバックで~」と、振り幅を気にし過ぎてしまうとリズミカルにテンポよくストロークすることができません。リズミカルでテンポの良いストロークがあって初めて振り幅が生きてきます。
メトロ―ノームを使う
では、どのようなテンポのストロークが良いのでしょうか。それは人それぞれ違います。そこで『メトロノーム』を使うことをおすすめします。色々な速度のテンポを試しながら自分にあったスイング(ストローク)テンポを見つけましょう。
【EYELINE GOLF】 ゴルフメトロノーム ツアーエディション
おすすめがイーグルヴィジョンのゴルフメトロノームです。テンポに合わせて「ピッ」という音が鳴り、その音と同時に赤いランプが点滅するようになっています。簡単にテンポを変えて使うことができます。クリップがついているので、帽子やベルトに付けて使うこともできます。
参考価格:1,900円(税込)
【ライト】【KORG】ゴルフメトローノーム
イヤホンのように耳に装着するタイプです。簡単にテンポを変えて使うことができます。
参考価格:1,700円(税込)
リズミカルにスイング(ストローク)できるテンポを見つける
昔ながらの表現として「チャー・シュー・メーン」などと言われたりします。ただこれだと、どの程度のテンポで「チャー・シュー・メーン」なのかが不明です。理想的なテンポを見つけることができると再現性の高いリズミカルなスイングをすることができます。ゴルフメトロノームを使ってゴルファーそれぞれの理想的なテンポを見つけましょう。