一般的には男性はレギュラーティー、女性はレディースティーからプレーしていると思います。少し、スキルをつけて自信が出てきたり、同伴競技者が腕自慢だったりすると、バックティーやさらにはもっと距離があるフルバックティーからプレーする機会があるかもしれません。女性にしても、力をつけてくるとレギュラーティーからプレーしたりします。
一般的なそれぞれのティーの特徴についてまとめてみたいと思います。
レギュラーティー
飛距離が出る女性など、ハイレベルな女性は、同伴競技者の男性陣から「白から回りなよ」などと言われて、このティーからプレーすることもあります。こうなる女性の中には「赤(レディースティー)からがいいいのに……」と気乗りしない人もいたり……
バックティー




レギュラーティより、後ろにあり、そのホールの距離が長くなります。長くなる距離はホールによってまちまちですが、10~50ヤード程でしょうか。
同伴競技者のゴルフレベルにもよりますが、スコア的には、アベレージが90を切ると、このバックティ―から回る事を考えるようになります。
バックティーからプレーする際はコースに申請する必要があります。さらに、プレーヤーのゴルフレベルについての規定があります。『4人の合計のハンデ(アベレージ)が〇〇以内』などです。
バックティーからプレーするということは、その分、レギュラーティーからプレーする時より時間がかかりやすくなるので注意が必要です。プレーが遅くなるようだと、コースから「前(レギュラーティー)からプレーしてください」と言われることもありえます。
バックティ―からプレーする機会が増えると、レギュラーティーからプレーせざるをえない時、少し物足りない感じがしてしまう人もいます。
女子プロのトーナメントが、おおよそこのバックティーからの距離設定で行われています。
レディースティー




一般的には女性がここからプレーします。別に男性がここからプレーしても良いのですが、同伴競技者が全員女性だったとしても、男性がここからプレーすることはまずありません。
男性が赤からプレーしてもそれはそれで楽しいんですけどね。
多くのホールはレディースティーだけ離れ小島みたいな場所にあります。そして、他のティーインググラウンドよりも、傾斜がついてしまってるホールがあるので注意が必要です。レギュラー(白)ティ―などでもありますが、より多く、微妙なつま先上がりやつま先下がりになってしまっている場合があるということです。
ゴルフ場によっては色々なティー設定がある
コースによっては、フルバックティー(ティーマークの色は主に黒)や、シニアティー(銀や黄色)などを設定しています。
フルバックになってくると、男子プロのトーナメントが開催できるぐらいの距離設定になります。18ホールトータル7000ヤード級ということです。
ゴルフ界も高齢化が進み、シニアティーの設定がスタンダードになってきました。
様々なレベルのゴルファーが、誰でもゴルフを存分に楽しめるように様々なティー設定があります。また、ティーによって、コースの攻め方が変わります。
レギュラーからプレーしたり、バックからプレーしたりする機会がある人は、それぞれの違いを楽しんでみてください。
筆者としては、キッズティーができたらいいなぁ、と思っています。