申 ジエ

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国内通算28勝、世界通算50勝以上を誇る申ジエは、年間22試合に出場し、2度の優勝を含んだトップ3に8度ランクイン。唯一獲得できていないタイトル‟年間女王”まであと1歩のところだったが、惜しくも2位という結果で終えている。155cmという小柄な体格ながらトータルドライビングでは2位を記録。「ファイナル・ラウンド・クイーン」と呼ばれる申は、4日間競技の最終日平均ストローク1位に輝いた。

出典:JLPGA公式 女子プロゴルフ選手名鑑 2024

世界通算50勝以上を誇り、数々の栄冠に輝いてきた‟ファイナル・ラウンド・クイーン”。昨季は出場試合数が24試合に留まり、優勝こそなかったが、その実力は健在。唯一手にしていないタイトルは、JLPGAの年間女王のタイトルのみ。

出典:JLPGA公式 女子プロゴルフ選手名鑑 2023

18歳で韓国ツアーの賞金女王に。09年には米ツアー賞金女王、翌年は世界ランク1位に輝いた。全英女子オープンも二度制したが、「温かい人間味を感じる日本でプレーしたい」と米ツアーから撤退、13年以降は日本で戦っている。19年には史上初の年間平均ストローク60台をマーク。昨季はコロナ禍と古傷の手術を受けたハンデをはねのけて4勝。成し遂げていないのが不思議な、韓国、アメリカ、日本、3ツアーの賞金女王を狙う。

出典:JLPGA公式 女子プロゴルフ選手名鑑 2022

LPGA 日本女子プロゴルフ協会

申ジエは今季も賞金女王を目指す 日米韓賞金女王の偉業へ挑戦

父・チェソップさんの勧めでゴルフを始めると天性のセンスを発揮、小学6年で韓国ジュニアを優勝した。15歳の時に不幸にも交通事故で母親を失ったが、母への思いを胸にゴルフに邁進し、18歳で韓国ツアーの賞金女王になった。以後日本ツアー経由で米ツアーに参戦し、09年には賞金女王、翌年は世界ランク1位になった。14年に「自分を見失っている気がする。温かい人間味を感じる日本でやりたい」と主戦場を日本に移している。

出典:JLPGA公式 女子プロゴルフ選手名鑑 2020-21

昨年、68年から算出を始めた年間平均ストロークにおいて、初めて60台(69.9399)をマーク。2ラウンドに1度は60台という驚くべきパフォーマンスでLPGAアワード栄誉賞に輝いた。大の日本びいきで「日本のツアーをもっともっと強くして盛り上げたい」と献身的だが、その裏にはライバルの存在が自身をさらに強くする、という持論がある。最終目標は賞金女王。デッドヒートを展開しながら手が届かなかった昨年の悔しさを胸に今季に挑む。

出典:JLPGA公式 女子プロゴルフ選手名鑑2020

ゴルフ 韓国国旗

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