2022年に2位が5度、トップ10回数が19度と‟勝ちきれない”無念を残して挑んだ2023年は、ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップで1年8カ月ぶりの優勝を果たし、JLPGAツアー通算3勝目を挙げて前年の無念を晴らすことに成功した。リカバリー率は唯一の70%台で、2年連続で1位に輝いた。昨年末に出場したQシリーズは7位タイで終え、上位45位タイまでに与えられる米女子ツアーの出場権を手にしている。
ランキング22位から6位にジャンプアップしたものの、2位が5度、年間トップ10は19度という成績が表すように、勝ちきれない試合が多かった。しかし、リカバリー率1位、サンドセーブ率1位、平均パット数3位というデータもあり、これは大事なシーンで粘り強いプレーができていたという証拠。同じ2000年生まれの安田佑香や後藤未有、上野菜々子とは大の仲良し、オフシーズンにはテーマパークで楽しむ姿がSNSに投稿されていた。