

18歳でプロ転向、10年に韓国2部ツアーで初優勝し、14年には1部で2勝を挙げた。翌年、左腎臓にがんが見つかるも手術後1カ月半で復帰。16年に復活優勝を果たし、17年から日本ツアーに参戦している。参戦後は毎年優勝。17、19年は年間2勝を挙げ、いまや賞金女王が射程圏に入るプレーヤーになった。子供の頃に習ったテコンドーは2段の腕前。両親を説得し小学4年でゴルフを始め、韓国の代表常備軍にも名を連ねた逸材だ。
ツアー参戦初年の17年に2勝を挙げて賞金ランク2位。鮮烈なデビューだった。昨年も2勝をマークし、今や賞金女王候補の1人である。2勝目のゴルフ5レディスではシブコスマイルを見習い「私はいつも厳しい表情をしているから勝負を楽しもうと思った」と笑顔を意識してプレー。まんまと女神を引き寄せた。14年に韓国ツアーで2勝した翌年、腎臓がんに。早期発見が幸いしたとはいえ見事に復活。今年も日本人選手の牙城を脅かす。