初めてツアーにフル参戦した2022年は飛躍のシーズンとなった。開幕戦で初の最終日最終組を経験して5位に入ったのを皮切りに度々上位に顔を出す。『日本ゴルフツアー選手権』2日目には首位を初体験。『パナソニックオープン』では当時アマだった蟬川泰果に惜しくも競り負けた。2位が計3試合。初優勝には届かなかったが181㎝の長身を生かした飛距離と攻撃的なゴルフで多くの見せ場をつくり、賞金ランクは堂々3位。欧州ツアーの出場権もつかんだ。静岡県駿東郡清水町出身。クラーク記念国際高校から日本大学に進み、大きな大会での優勝歴はないが18年『関東アマ』3位、19年『日本アマ』4位など上位の成績を収めていた。20年のQTで25位に入り、翌年はABEMAツアー中心にプレー。賞金ランク22位だったが、抜群の飛距離が話題になっていた。21年のQTでは9位に入ってツアー出場のチャンスをつかみ、見事にそれを生かした。