ゴルフ場のキャディウェアを紹介します。その名も「Misa（ミーサ）」。ファッション性だけでなく機能性も充実しており、ゴルファーをおもてなしするキャディさんのゴルファーへのサポートをアシストします。
ゴルフ場のキャディさんの服装を思い浮かべてみてください。決してオシャレな感じではないですよね。デザイン性はある程度度外視して、パッと見て‟キャディさん”というわかりやすさと動きやすさを求めた結果、今の一般的なスタイルが定着しているのだと思います。
ゴルフ場は場所によっては人手不足と言われています。その原因の一つが‟ハードでキツイ”というイメージです。イメージだけでなく、夏はとても暑く、冬はとても寒いこともあり、実際にハードなのですが、キャディウェアの機能性が向上すれば、そのハードさは和らぐでしょう。また、デザインが現代の若者にもウケルものになれば、「キャディになろう」とする若者が増えるかもしれません。
月刊GEW（ゴルフ・エコノミック・ワールド）3月号に、Misaを手掛けている株式会社エムズの王列社長と、松山英樹選手のキャディをしていた進藤大典氏の対談記事があります。王社長のコメントの一部を引用して紹介したいと思います。
我々の事前調査で、ストレッチ性や防寒性、通気性のない20年くらい前のキャディウェアを使用しているゴルフ場が多いことを知りました。これを改善できればキャディの労働環境も改善されるし、モチベーションの向上にもつながると考えたんです。そして、ウェアを通してキャディのイメージを華やかにし、憧れの職業にできれば人材の採用にも繋がる。
『ミーサ』を開発する前に当社のスタッフが色々なゴルフ場の現役キャディさんの意見をヒヤリングし、それをウェアに反映させているんですよ。
この黒いシャツは今年の夏に向けて3月10日のゴルフフェアから発売する『キシリトールシリーズ』です。一度でき上がったウェアを特殊な液体につけて機能を持たせる「後加工」をしています。具体的に言うと、水分に反応して汗をかけばかくほど涼しくなる機能を持たせています。背中側はゴルフ場の好みに合わせてロゴなどをプリントすることが可能です。
