着実に“強いゴルファー”になっている。2022年の勝みなみにそんな印象を受けた人も多いだろう。年間2勝のうちの一つ、楽天スーパーレディースでは4日間72ホールノーボギー優勝を果たし、LJPGAアワード2022ではJLPGA栄誉賞、初代LPGAブライトナーとしての活動によって特別賞も受賞。2023年は、USLPGAツアー最終予選会（Qシリーズ）5位の成績を得て、海の向こうでの戦いに挑む。
昨季の日本女子オープンゴルフ選手権でメジャー初制覇。6打差の圧勝も「アマチュアのときから女子オープン優勝は夢。途中で涙が出そうになった」とコメントした。14年には史上最年少となるアマチュア優勝。17年にプロ転向するや、同年の山陰合同銀行 Duoカードレディースで優勝した。目標を決め、必要なことを着実に実行するしっかり者。今季はやや苦労したアイアンを修正し、米ツアーのQシリーズも見据えて戦う。
中学3年の時からツアーに出場。15歳で参戦した14年のKKT杯バンテリンレディスで史上最年少アマチュア優勝を成し遂げた。17年にプロ転向。翌年のエリエールレディスで初優勝、19年のパナソニックオープンでは令和一番乗りのウィナーになった。若いがスイング理論に精通し、普段からフィジカル、メンタルなど多角的なトレーニングを取り入れている。プロ野球・阪神タイガースのファン。どちらが先に日本一になるか？
初戦こそ予選落ちしたが、昨年は序盤から好調で前半で2勝。パナソニックオープンは18番のバーディで追い付き、プレーオフで逆転。2勝目も苦しい展開からの逃げ切りだったが「試合ではこの1打が特別ではない。すべてが同じように大切」と今のゴルフに集中。オフから取り組んできたメンタルトレーニングが実を結んだ。高校1年で出場したKKT杯バンテリンで史上最年少アマチュア優勝を果たした逸材。
