ラウンド前のパッティング練習ではアライメントをチェックしよう

左利きゴルファー フィルミケルソン パッティング

ほとんど、いや、すべてのゴルフ場にはパッティング練習用のパッティンググリーンが設けられています(無いゴルフ場あるのかな……)。

そして、コースラウンド前、ドライビングレンジやアプローチ練習場で練習しない人も、少しはパッティンググリーンで練習しているかと思います。

その時、狙った方向にボールを打ち出すための練習としては、ヘッド軌道云々を練習(チェック)するのではなく、まずは足(体)の向きのチェックをしましょう。

安定して狙った方向に打ち出す

安定して狙った方向に打ち出すためには、安定してイメージ通りの方向に向かって構えられるようになる必要があります。

「構えの向き」と一口に言っても、「肩・肘・膝」など「向き」を決めるポイントは複数あります。その中で、まず基点となるのが「足」の向きです。

足の向きをイメージ通りの方向に向けることができないと「イメージ通りの方向に構える」ことができません。

「イメージ通りの方向に構えることができない」ということは、「安定して狙った方向に打ち出すことができない」ことを意味します。

打ち出し方向は「フェースの向きが7~8割」

インパクト直後のボールの打ち出し方向は、「7~8割がインパクト時のフェースの向き」「2~3割がインパクト時のヘッド軌道」で決まるとされています。

パッティングミラー アイライン

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足の向きの安定≒アドレス時のフェース向きの安定

インパクト時にフェースの向きを目標方向に向けさせ、それを安定させるためには、アドレス時のフェースの向きを安定させる必要があります。

アドレス時のフェースの向きを安定させるためには、足の向きを安定させる必要があります。足の向きが不安定でフェースの向きが安定することは、あまりありません。フェースの向きだけに気をとられないようにしましょう。

多くのゴルファーはイメージ通りに向けていない

多くのゴルファーは、ショット同様、狙ってる方向に合うように構えられていません(狙いよりも右を向いて構える傾向にあります)。

多くのゴルファーが気がついていませんが、イメージ通りの向きで構えることは意外と難しいものなのです。

アライメントスティックを使って向きをチェック!

まずは、イメージ通りに足の向きをセットできているかチェックしましょう。アライメントスティック(無ければゴルフクラブでも可)を使って簡単にチェックすることができます。

ゴルフ アライメント

このようにアライメントスティックが示す方向に合わせて足の向きをセットして、足の向きに違和感が生じる場合は、普段足の向きがイメージとずれている可能性が高いです。

まずは、違和感がなくなるように、アライメントスティックに合わせた足の向きに慣れる反復練習をしましょう。

アライメントスティックは、2本平行に並べてその間からパターのヘッドが外れないようにストロークする練習をするために使われることがありますが、この練習よりも、まず、足の向きに着目して取り組むことをおすすめします。

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