むやみに流行に飛びついてはイケない!ゴルフ理論の取り入れ方

ゴルフ理論 練習

毎年あらゆるゴルフ理論がメディアを通じてゴルフ界を賑わせます。どのゴルフ理論も参考にすべきところや、試してみる価値があると思います。ただ、それをやる事のメリット、デメリットを理解する事が大切です 。

試してみるのはいい事ですが、その内容について十分に理解しないで流行に乗っかるのは危険です。仮に最初はうまく行ったとしても、うまくかなくなった時に対応できなくなってしまいます。

強い選手の真似たいポイントを真似ようとする事はいいことです。しかし、いい事にする為には「それにより何がどうなるか」を理解しておく事が大前提となるのです。

2017年に流行った『床反力打法』

2017年、地面を蹴る力を使って飛距離を出す打法『床反力打法』が各メディアで取り上げられました。これはUSPGAツアーでシーズン当初に活躍したジャスティン・トーマス選手の活躍が大きく影響しました。トーマス選手のスイングはインパクト時、右足だけでなく左足も地面から離れてジャンプするように打っているのです。そして、他の選手より飛距離が出ます。決して体が大きい方ではないトーマス選手の飛距離の源として、大きくクローズアップされたのがこのジャンプするように打つ『床反力打法』でした。

藤田寛之プロはオフの時に3つの投げ方を試したそうです。

1つ目はヒザを伸ばして突っ張ったまま投げる。2つ目はヒザを曲げたまま投げる。3つ目はヒザを曲げた状態から投げる瞬間に飛んで投げる。

これを実際に試してみたところ、3番目のジャンプをして投げたメディシンボールが1番遠くに飛んだそうです。つまり力を出すのに特価した動きです。ゴルフスイングにおいても、沈み込んでジャンプをするのは、飛距離を出す為にはいい動きということです。しかし、インパクトでジャンプをするということは、スイング中に体の上下動が生まれます。ミート率が下がる、低くなることも考えられます。これがメリット、デメリットです。

床反力打法は、メリットを最大限活かし、デメリットを最小限にとどめる為には、股関節や胸椎等の柔軟性が問われます。この柔軟性がないと、ジャンプしても上下動を抑える、という事はできません。そういった自身の体の機能性も見ながら、取り入れる『ゴルフ理論』を考える必要があるのです。

万人に合うゴルフ理論は無い

これまでにも上記の『床反力打法』以外に、『ボディーターン』『左一軸理論』などの理論がメディアで取り上げられてきました。どの理論もとても魅力的で納得させられるものです。しかし、合う人と合わない人がいるのも事実です。現状のスイングタイプや、体の各関節の可動域が人それぞれ違うからです。練習量も違います。

『自分のゴルフ』『その理論のメリット』『その理論のデメリット』を十分に咀嚼、理解したうえで、取り入れるべきか否かを決めましょう。

 

1度ついた癖は長いつき合いになります。長く付き合いたい癖だけを癖付ける為には、その理論の内容を正しく理解する必要があります。理解したうえで『試し』ましょう。