SG(ストローク・ゲインド)指標

米ツアーでは公式に活用されているどれだけストロークを稼いだかを示す指標です。アメリカのコロンビア大学ビジネススクール教授のマーク・ブローディ氏が考案したものです。

パッティングに関する統計といえばパット数でした。しかし、アプローチなどグリーンに乗せるショットの出来次第でファーストパットの距離が変わる為、パット数がパッティングの水準を示すものとして相応しいかどうかは疑問視されていました。SG指標はそのような曖昧な訴えをするデータに説得力を持たせるもになっています。

例えば、8フィート(約2.5メートル)のパットは米ツアーの選手たちは3パットはめったにせず、約50%の確率で1パット、50%の確率で2パットでカップインします。よって、この距離からの米ツアー平均パット数は1.5打。ツアー選手が8フィートから1パットでカップインすれば0.5打稼いだことになり、2パットだと0.5打失ったことになります。ある選手が1ラウンドのプレーで8フィートのプレーが2回あったとします。1回は1パット、もう1回は2パットでカップイン。この場合、1回目は0.5打稼ぎ、2回目は0.5打失ったため、稼いだ打数は0打となります。

こういった考えを基に、パッティングに限らずティーショットからグリーンオンするまでのものも含めて米ツアーの平均に対してどの程度の水準の1打を放ったかを合算したのがSG指標、そしてその中の各項目なのです。

SG:TOTAL

ツアーの平均スコアに対してどれだけスコアを稼いだか、失ったかを表す指標。

SG:PUTTING(SGP)

ストローク・ゲインド・パッティング。ツアー平均と比べてパッティングでどれだけスコアを稼いだかを表す指標。

SG:OFF-THE-TEE

パー4およびパー5のティショットでどれだけスコアを稼いだかを表す指標。

SG:TEE-TO-GREEN(SGT2G)

ティショットしてからグリーンオンするまでのショットの貢献度を表したもの。あるラウンドでのスコアを全選手の平均スコアから引いた数字(SG:TOTAL)から、さらにSGPを引いた値。

SG:APPROACH THE GREEN

パー3でのティショット、パー4での2打目、パー5での2打目でどれだけスコアを稼いだかを示す指標。

SG:AROUND-THE-GREEN

グリーンエッジから30ヤード以内の全ショットでどれだけスコアを稼いだかを示す指標。

データ革命

SG指標の産みの親であるマーク・ブローディ氏著「ゴルフ データ革命」に関する記事はこちらからどうぞ。

ゴルフデータ革命

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